1998年準々決勝、『横浜 vs PL学園』
「高校野球史上最高の当たり年」 と、プロ野球スカウトが、
揃って太鼓判を押すのが、1998年の甲子園出場組である。
横浜の松坂大輔(現ソフトバンク)を筆頭に、
鹿児島実業の杉内(現巨人)、東福岡の村田(現巨人)、
浜田高校の和田(現カブス)など、現在も、
プロ野球でプレーしている選手が数多くいる。
そんなタレント豊富な年代の中でセンバツを制し、
春夏連覇を狙う横浜と、センバツ準決勝で敗れた、
リベンジに燃える名門・PL学園の準々決勝は、
期待にたがわぬ、名勝負となった。
試合はまず、PLが先手を取りリードするも、
横浜も反撃し、5回を終えて4−4の同点。
その後、1点ずつを取り合い試合は延長戦へ。
迎えた11回、横浜が待望のリードを奪うが、PLも粘り、
ツーアウト2塁から、三遊間を破り同点に追い付く。
試合はそのまま進み、16回に再び横浜が勝ち越す。
しかし、諦めないPLは、その裏の、
松坂の暴投もあり、再び同点に追い付く。
17回、1つのエラーが明暗を分ける。
横浜の攻撃が簡単にツーアウトとなった後、
何でもないショートゴロの送球が逸れる。
次の打者が勝ち越しの2ランを放ち、3時間37分に及んだ、
延長17回の激闘は、9−7で横浜が春に続いて、
勝利を収めたのである。
その後、横浜は準決勝で高知の明徳義塾相手に、
終盤6点差をひっくり返す大逆転勝ちをおさめ、
決勝では、松坂がノーヒットノーラン達成という、
記録にも記憶にも残る偉業で、春夏連覇を達成する。
さらには秋の国体も制し、史上初めての完全制覇を成し遂げる。
こうした経過もあり、1998年の横浜高校が、
史上最強チームとの呼び声が高い。
時代の違いもあり、一概に比較するのはナンセンスなことだが、
それだけの魅力あるチームであったことは、誰も否定できないだろう。
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